4月ーⅠ  穀雨  〜ヒヤシンスを飾る〜

”春の雨が田畑を潤し、農耕の準備が整う” が穀雨の頃とあります。

日差しの割に冷たい風の毎日、乾燥した空気に農作業は大丈夫なのかと心配になりますが、花壇のチューリップは満開で、球根植物はソロソロ終わりと教えてくれました。そこで春雨後の土の匂いを思い出しながら、今年最後のヒヤシンスの香りを楽しもう思います。

庭に咲く、すくっと立ち並ぶヒヤシンスらしい姿を大切にし、ピンク、薄紫、濃い紫と横1列にアレンジします。組み合わせる花はバイモユリ、ヘデラベリーとシンプルにしましたが、扁平なアレンジメントなので、ミスカンサスの動きのあるラインで奥行き感を出したいと思います。

コメントは受け付けていません。