ひな祭りが近づき、お茶箱に入っていたお雛様を出して、久々に飾りました。 およそ80年前の年代?もの。 着物の色柄が褪めていたり、お道具の角が壊れたり、飾りが無くなっていたりしましたが、 品のあるお雛様の顔立ちはそのままでした。
細かい細工が子供心にも感動的だったこと、触ってはだめと言われたのに、 大人が見ていない時、お雛様の冠や着物をそっと撫ぜたこを思い出します。 全部出して飾るのは場所も時間も無いので、お内裏様たちだけにしました。
三人官女たちは、泣いているかも・・・ せめて桃の花を飾って、白酒ならぬ、今ブームの麹の甘酒でも頂くことにします。