日に日に深まる秋・・・秋色と言っても、イメージする色合いはひとそれぞれ。 いつも市場の沢山の花の中から、テーマに合って、琴線に触れる花を探すのですが、今回はなかなかそんな花が見つかりませんでした。気温のせいでしょうか?
前半のクラスにはミズヒキソウ、後半のクラスではシンフォリカリポスに出会いました。
ノロノロ台風が去って涼しくなるかと・・・期待を裏切られ、夏休み明けのレッスンですが、オアシスにアレンジするのはお花にもかわいそうなので、ハンドタイドブケーを作りました。
今回のテーマは、プレゼントの花束とし、使用目的、贈る対象のイメージ、色合いなどを事前に考えていただきました。
皆さんのイメージしたお花と、用意できた花材に違いがあったと思いますが、花やグリーンの特徴を生かして、個性的な花束が出来たと思います。
最初のクラスは、メンバーが貰いたい花束の色を決め、くじで当たった色で、その人のイメージの花束を制作するという楽しいアイデアも出していただきました。
次のクラスからは、思い切りドラマティックに黒い花で、あるいは大人の女性に、あるいは誕生日プレゼントに華やかに、あるいはやさしい色合いの花束、あるいは秋色の色合いでお姉さまに・・・とステキな花束がたくさんできて、それを見せていただいた私が一番しあわせだったように思います。
”イエスキリストの復活をお祝いする日” ユダヤ教の過ぎ越しの祭りからとか、ゲルマン人の春を祝うお祭りから、とかいろいろゆえんはあるようですが、春は私たち日本人にとっても再生の季節なのですから、今年は、特にいろいろな再生を願ってアレンジしたいと思いました。
フラワーアレンジメントをするものにとって、イースターは心踊るテーマのひとつです。 手品で定番のシルクハットとウサギをモチーフに、そんなわくわく感を楽しんでいただけたと思います。 イースターバーニーもイースターエッグと並ぶシンボルです。飾り方も思い思いに楽しみましょう
週の初めと終わりでは市場に入荷する花の種類も若干変わります。内容を少し変えて、雰囲気も少し変わりました。